人間科学でスト5。

情報学の人間科学を研究してる大学生が格ゲーをどうすれば強くなるかを色んな視点から考えていく。

第17考察 端

私はストリートファイター5の発売と同時に格ゲー動画勢をやめ。
いざプレイヤーになるぜよ!と意気込んでプレイし始めた格ゲーど素人の時、端に追い詰めるが強い理由がいまいちよくわかりませんでした。
思っていたのは投げ通ったあと相手と距離が近いかはなんとなく攻めが継続しそうでいいかなー。

いまなら少しなら私なりの説明できそうなので書きます。

端を追い詰めるには大きな3つの強さがあると考えています。
1.ダメージの期待値が上がる。
2.距離を調整の主導権を握れる。
3.奇妙な時間。

1.ダメージ期待値が上がる。
ストリートファイター5のキャラは大体端限定コンボ、端でのダブルアップネタがみたいなのがあります。
端に追い詰めた側だけがダメージ期待値があがり、追い詰められた方が通常通りのダメージ期待値なので端には追い詰めた側が優勢となります。

2.距離の主導権を握れる
端に追い詰めると自分の得する距離を守りやすくなります。
中央では足の速いキャラが自分の得する距離感を調整しやすいですが、端ではその足の速さを無視できます。
中央では一度下がってからまた調整し直すということができてその間に攻撃が来てもレバーを後ろに倒してるぶんガードを反応しやすいです。
端ではそうはいきません。下がる後ろがないのですから。

3.奇妙な時間
端に追い詰めた側は位置を前と後ろに行き来し距離を調整できる。
端に追い詰られた側は前にしかいまの位置を変えれない。
前に行くならガードを解かないといけない窮屈な場面。
そこで端限定の高い期待値のコンボ、連携への恐怖。
端に追い詰めれ、長くそこにいると中央へ出たくて出たくて仕方なくなります。
中央での駆け引きとは全然違う奇妙な時間。
そして『自殺志願者になるのです』

自分はよくスラディングを持たないキャラには弱ファイヤから中スラをします。(フレームの関係もあるけどね)
かなりの確率で当たってくれるし、ダメージも大きい。

奇妙な時間を作り少しでも前に出たら当たる距離で技を置くこともかなりの強い端のやりとりだと思います。